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2013.08.29 00:22|心理
昨日は、心の傷と記憶について書きました

今日はその傷がどうしてできてしまうのか?ということを少し書いてみようと思います



人間物事の感覚やとらえ方が個人によって違います。

同じ出来ことに遭遇しても

10人いたら、10人それぞれ違った記憶で処理されていきます。


たとえば、同じ環境の中で育った4人の兄弟姉妹がいたとします。

同じように育てられ、環境は一緒に住んでいるのですから同じですね


でも、不思議なことに4人の兄弟姉妹はそれぞれちょっとずつ違った記憶を残していきます。

同じように育てられ、怒られたとしても、感じ方や、傷つくポイントが違うんですね・・・


たとえば、

『本当に、お前たちはどうしようもないねっ!!』

と怒られたとします。


この一言のとらえ方が個性によって違ってきます。


この言葉に傷つき、自分を責めてしまったりする子がいたり

お前に言われたくない!!と真っ向から反発する子もいるかもしれません

または 母ちゃん、機嫌が悪いんだな・・・とまともに取り合わない子もいたり

何がどうしようもないんだろう????母ちゃんどうしたんだ???と

まったく空気が読めていない子もいるかもしれません。




感情を伴う記憶は

その出来事や、言葉を その時の自分がどんな状態で、何を感じ、どんな感情が働いたのか?

という事を記憶しています。


つまり出来事に対して、非常に激怒したり、落ち込んでしまったり、がっかりしたり

裏切られたと自分が感じた事が記憶されて、心の傷やトラウマとなってしまうんですね・・・・


傷ついた感情や心を、速やかに癒す処置ができればいいのですが

とくに幼い子供などは、なかなかうまくいかなかったり、

親も、まさかそんなことが傷になるなんて思っていなかったりするのです。

そんなこんなで、処置が遅れてしまったり、気付かずにそのままにされてしまったりします。

結果、その記憶は癒えないまま傷という記憶となって残っていくのだと思います。



別の形では、思ってもいなかった、不意打ちのような出来事・・・

まるで事故にでもあったような形での出来事が傷になることもあります。



実際のケガや事故のようなものです。


ケガや事故は、自分自身の不注意や、対処能力が足りなかったために起こることが多いですね。

使い慣れないナイフを使った時だとか

これくらい簡単!とタカをくくってしまったとき・・・

調子に乗ってしまったときなんかは、ケガや事故を起こしやすいですね


また、ちゃんと歩道を歩いていたのに、車が飛び込んできたとか

たまたま通りかかった道でひったくりにあった・・・など

こちらには全く非がないのに、傷や損害を受けることもあります



前者の場合は、記憶をもとに、対処法を考えていくことで乗り越えられますが

後者のほうは、どうにもなりません。

後者の経験と記憶が促すメッセージは

『こういうことも世の中にはある』ということなのかもしれません。


自分自身だけでは、どうにもならない不可抗力もあるんだよ。

ということを覚えておいたほうがいいよと記憶が訴えているのかもしれませんね



起こった出来事と、それに伴う自分自身の感情が記憶として残っていきます

危険回避のために残った記憶、改善していったほうが良くて残っている記憶

不可抗力を意識するための記憶・・・・


心の傷だといってしまえばそれまでですが


その記憶の中には、自分自身がよりよく生きていくため、

幸せを感じるためのヒントがたくさん詰まっているのだということを知ってほしいと思います。




明日は、記憶の書き換えについて少し書こうと思います。





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2013.08.29 22:41|心理
昨日は、心の傷がどうしてできてしまうのか? について少し書きました。


記憶が変わることについてちょっと書きます。



人間の記憶はとてもあいまいなところがあります。

間違った情報を記憶してしまったり

思い返すたびに、ニュアンスが変わってしまったりします。



過去の記憶を思い出した時の感覚や思いが上乗せされていくからです。



大好きで、愛していたはずのパートナーとの記憶も

嫌いになったり、幻滅した後に思い起こすと

そういえば、いつもだらしなかった・・・・などと

違う記憶が上塗りされていきます。


すると

初めは、無邪気でほおっておけない大事な彼。だったのが

無神経で、だらしがない、一人では何もできないくせにわがままなやつ。になり

しまいには、

初めは素直な人だと思っていたけど、あいつは一人で何にもできないから

自分の世話をしてもらいたいためだけに、いい顔して私に近づいてきた、

計算高くて、ずるいやつ!

そして、思い出すたびに、マイナスが強調されていき

あいは、最初から私をだましていたんだ!! 裏切られた!最悪だ~~~!!

みたいな感じで、どんどん変わっていってしまうことがあるんですね (^_^;)



逆もしかりです。

大っ嫌いだ!とおもっていた人や、物が、何かのきっかけで大好きになったとき

嫌いだった過去の感覚が薄れて、いいところしか記憶に残らないなんてこともあります。



トラウマや、心の傷となってしまった記憶は

その出来事に似たような出来事や、関連する言葉、人などに遭遇するたびに、

マイナス面が強調、着色されたり、

そのことについての被害妄想や思い込みが上乗せされていってしまうことがあります。



お父さんが嫌いだった。から始まり

年上の人は嫌い。になり

最後には、男の人は信用ならない。

につながってしまったり・・・・


お母さんと そりが合わなかった。から始まり

おばさんは苦手。になり

なぜか、女の人から嫌われる、人間関係がうまくいかない・・・

というようなことにつながってしまっているケースが多いのです。





私たちは日々、記憶を頼りに生活しています。

感情を伴う記憶は、思い出すときの自分の状態でかなり左右されるのです。



とてもハッピーな時に、ちょっと嫌なことを思い出しても

『あんなこともあったけど、今はとっても幸せだから、まあいいか~』

と思えたりしますが


自分が最悪の状態の時に、嫌なことを思い出してしまうと

『なんで自分ばかりが、こんなにつらい思いをするのか・・・』と

さらに嫌な思い出を記憶から引っ張り出してしまったりします。



このように、記憶は、その記憶ができるときの感情の状態と

思い出すときの感情の状態がとても影響するのです。



そして記憶はいつの間にか変わってしまったり

違うモノに書き換えられたりすることがあるのです。




今日も、長くなってしまいました・・・(^_^;)


明日は、記憶と暗示について書いてみようと思います^^





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Author:みか みかげ
トータルカウンセラー Mikage(みかげ)

精神と心理に作用するあらゆる技法を取り入れた独自のスタイルで、皆様の悩みを解消するべくセッションを行っています。
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